2006年03月31日

なぜ、化殺好転をするのか?

風水ショップドットコムでは、ご自分で化殺好転(邪気を祓い、良運を呼び込むこと)をするための道具を販売しておりますが、なぜこんなことをするのでしょうか?

風水とは、もともと人間が暮らしていくのに一番適した場所はどこかを鑑定する学問でした。
現在も、当然それが基本中の基本です。

しかし、立地に不自由のなかった昔に比べ、現代はどこもギューギュー詰め状態で、風水的にいい場所を都会で見つけようとするのは、ほぼ不可能なのです。

確かに、田舎に行けば、まだある程度の場所が確保できるかも知れません。でも、たいていの商売は、都会で行われます。どうしても、都市のオフィス街で、風水の良い場所を確保しなければならないのです。

残念なことに、そんな場所はもうどこにもありません。
風水の良い場所は、この都会には残っていないのです。

なぜか。

そうです。風水が良く、気が旺盛な場所は、商売をするにも、生活をするのにもすべてうまくいきます。
そんな場所を、誰が手放すというのでしょう。儲かるから、居心地がいいから、移転しないんです。

つまり、残された「普通の場所」または「風水の悪い場所」を、自分で良い場所に変えて、使うしかないんですね。
だから、化殺好転の措置がどうしても必要なのです。

*最近、地方に本社のある会社で、ものすごく業績を伸ばしている会社をよく目にしませんか?
 もうおわかりですね。絶対に風水の良い場所に、のびのびと社屋を構えているはずですよ。

2006年03月30日

環境改善に驚くべき炭の効果を!

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風水調整では、水晶の玉やさざれを地中に埋めたり、部屋に配置したりしますが、昔から伝わるもうひとつのアイテムが、ずばりです。

特に高温で焼いた白炭は、非常に優れた物質で、あらゆる場面で環境の改善をしてくれます。

いったい、どんな効果を得られるのでしょうか?

炭は、ご存知のようにとても細かい穴が無数に開いている構造になっています。つまり、空気に触れている部分が極めて多いということです。
これを多孔質といい、たった1グラムの炭が空気に触れている面積は、300平方メートルにもなり、これは4LDKのマンション3つ分の床面積にもなります。驚きですね。

この炭の効能は、以下の通りです。

・防腐防臭作用
・ミネラル補給
・マイナスイオンを生成
・遠赤外線効果
・電磁波の遮断
・湿度の調整

どうですか?
人間がより良く暮らしていけるように、環境を整える学問である風水と、ベクトルがぴったりなのです。
ここへきて、炭の力は大きく見直され、風水でも多用されるようになっています。

今後は、もっと具体的な炭を用いた調整法などもご紹介していきますね。
お楽しみに!

2006年03月29日

金運を上げるコツが知りたい!

Q.金運を上げたいのですが、どのような方法になりますか?

A.はい。もし、あなたが本気で金運をはじめ人生運を上げたいと思うのなら風水を学び活用することです。

孟子の著書には、「推命を500日間勉強しないさい。それからでも決して人生は遅くない。」と書き残されています。
推命とは、中国占術の四柱推命のことで、自分の運命を把握する学問です。完全な統計学で、「間違うはずがない。もし違ったとすれば、あなたの生年月日が間違っている。」というくらいです。
つまりどんなに実力があっても運を知らない人は思うような人生を歩むことができないのです。

風水は、気をコントロールすることで、運を上げる学問ですから、これを日常生活の中に取り入れることで、成功への近道ができます。
遠回りは体力と時間の無駄にしかなりません。

例えばあなたが新幹線に乗って出張に行くとします。どの席に座りますか?

自由席?指定席?グリーン車?迷わずグリーン車にすることです。少々のお金はケチってはいけません。お金の使い方は、「消費・浪費・投資」がありますが、グリーン車に乗ることは運に対する投資と思ってください。

なぜか?

グリーン車にはお金に余裕のある人が乗っていますよね。
人も「気」を放っていますので、その良い気の恩恵を受けることができるのです。
そうなんです。気も伝染病と同じく移るのです。

貧乏な人といつもいると、運気も下がり心も貧しくなります。
対して、ビジネスで成功しお金持ちになりたかったら、成功者と呼ばれる人と同じ空間で一緒に過ごす時間をなるたけ多く作ることです。
お茶を飲んだり食事をしたり、家に遊びに行ったり・・・強気を受けることができます。
俗に言う「あげまん、さげまん」とも同じことですね。

知り合いにいなければ、自分からお金持ちが好む場所に行くことです。
豪華なホテルや高級レストランなどがそうです。

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回転すしに10回行くなら、高級なすし屋に1回行くべきです。
100円ショップが好きな人は控えることです。思考能力が低下し、運を無くすようになります。

要するに、一流に触れずにして、一流の人間にはなることができないのです。これは、風水に限らず世界中の成功者が語っている哲学ですね。

さてそれでは、身近で出来ることからはじめましょう。
手軽にできる金運上昇の秘策は、まず財布を変えることです
何年も使い、ヨレヨレの財布は金運をなくします。お金は生き物と同じですから、場所を選びます。
居心地の悪い財布は死に金が多く浪費癖となります。以下、良い財布のコツです。

・折りたたみの財布は、お金が疲れますので避けましょう。
・尻財布もダメです。
・長財布にお札を揃え逆さにして入れます。
・生年月日時から合う吉色を選び、吉方位で買うことです。
・お札と小銭は分けて持ちます。

最後の、お札と小銭を分けるというのは、五行の相性と相剋の関係から来ています。お札は「木」で、小銭は「金」の性質です。「木は金によって剋される」ため、一緒にしてはいけないのです。

良い財布は良い波動を出し、金運を招く呼び水となります。
名刺入れも同様にして下さい。人脈の財布ですからね。

語呂合わせのようですが、ツキは月と深い関係があります。月のパワーは古来より絶大なものと考えられてきました。
特に満月の夜はツキを高める最良の日となります。新しい財布は月光に当てて気を入れます。これを「注念」といいます。こうすることで財布が単なる入れ物ではなく、気を高める風水アイテムとなり、あなたを守護し金運を高めてくれることになるでしょう。

2006年03月28日

風水オフィスと動物

最近、よくニュースになるのが、会社のマスコット犬。あれは、風水的にもグッドとされます。

従業員の心理的には、ペットがいることで、ストレスが和らぎ、心が安らぎます。
単純にプラスの効果が期待できますね。

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日本オラクルの名物社員「犬」ウェンディちゃん

また、ペットを飼う覚悟は、掃除を行き届かせます。以前にも書きましたがキレイであることは、オフィス風水において重要項目ですから、これもプラスの要因です。


ペットは生気のかたまりのようなものですから、オフィスの気を旺盛にすると考えられています。もし、気の停滞している場所があっても、ペットがウロウロすることで、活性化します。
確かにエネルギーを感じませんか?躍動感というか。体の具合が悪い時以外は、常に元気だったりします。(笑)

水槽の生き物も良し。

熱帯魚など、水槽に入れるペットも良いです。
ペットもそうですが、この場合むしろ水があること自体が良いのです。

置き場所などは、気をつける必要がありますが、水はそもそも気を浄化し循環させる作用がありますので、オフィスのように気が旺盛であるほうが良い場所には、うってつけなのです。
また、水の音もポイントです。水がチョロチョロと流れる音って、不思議と落ち着きますよね。これは、滝の近くや海などで清清しい気分になるのに通じます。気持ちよく仕事が出来る環境を作るということです。

場所についてですが、宅気の死気の方位(=財方)に水に関するものを置きますと、財運がアップするとされています。
意識してみて下さい。

風水の良いエネルギーの化身とされている「龍」には、水が付き物です。
ですから、風水師の調整では、そのせいもあって、水を利用することが多いんですよ。

2006年03月27日

たまにはお香を焚いてみてはいかが?

先日、自宅の掃除をちょっと頑張ってやったんですが、やはり仕上げはお香です。
玄関を重点的に、全ての部屋に焚いて、換気をよくします。程よい残り香が、身も心も清らかにしてくれるようです。

中国・風水では、邪気をはらい、場を清めるお香といえば、白檀なんですね。
もう、1000年以上も、その習慣は変わっていません。

若い人にとっては、「田舎のおばあちゃんの家」の香りだと思います。あの、なんとも癒される感じが、自宅でよみがえります。

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蚊取り線香の要領で焚いて下さい。1ロール全部ですと、1時間くらいもちますよ。

香炉といっしょにいかがですか?

2006年03月24日

研究対象としての風水

わたくしも驚いたんですが、風水が、大学をはじめとした研究機関で、かなり研究されているんです。

風水について、89年から91年までの間、文部省の科学研究費が支給され、前2年間を都立大学社会人類学・渡邊欣雄教授、後の2年間は琉球大学の地理人類学・町田宗博助教授を中心にして人類学、民俗学、地理学、建築学、歴史学等の諸方面から、それぞれが理解しうる学際的研究対象として風水が共同研究されました。

そう、国から補助金が出ているのです。

気になって、調べてみましたよ。

風水の守備範囲が、広いだけに、

前述のように、文化人類学、社会人類学、民俗学、地理学、建築学、歴史学、環境学、宗教学といった切り口で、研究がされているようです。例えば、、、

東北大学 文化人類学 瀬川昌久教授
三重大学 環境学 目崎茂和教授 などなど、

調べているといくらでも論文のタイトルが出てきます。
こうして、研究者としての立場から風水の知識をつけた学生さんが、研究だけでなく、ビジネスとして各方面で活躍されるようになると、かなりおもしろい展開です。

一部のいい加減な風水師や、風水「風」占い師のような人たちは、居場所がなくなってしまうかもしれません。

多くの方に正しい風水の知識を持っていただけるよう、風水オフィスドットコムも頑張って参りますので、宜しくお願いいたします!

2006年03月23日

香港風水大戦争

世界的に有名になった香港風水戦争とは?

香港の中心街に、ふたつの銀行があります。イギリス系の香港上海銀行と本土の中国銀行。
最大のライバル同士である2行が、新しいビルを建てる時に何をしたか。
そう、風水を取り入れました。

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最初に建てたのは香港上海銀行です。
世界的な建築家ノーマン・フォスターがコンペで勝利し、設計にあたりました。
当然、風水師のアドバイスも取り入れて、例えば1階は緩やかに蛇行する公共の通路にし、2階の受付に上るエスカレーターが8の字になっていたりと、気の流れを最適化する工夫が施されました。

で、後から新社屋を建てた中国銀行がえげつないです。
尖ったナイフの様なデザインで、その三角形の先は、香港上海銀行に向いており、攻撃的な気を常に送っています。風水では、尖ったものの先にあることは、精神を不安定にするとして、嫌われています。
ただ、中国銀行のビル、壁面にバッテンの模様がたくさんありますでしょう。あれは、風水でいうと良くないはずなんですが、何か別な意図があるのでしょうか。何か事情があるのかもしれませんね。

ちなみに、こちらのビルは、中国系アメリカ人建築家イ・ミン・ペイが、中国政府の指名で設計を担当しています。最初から風水やる気まんまんなわけですね。

さて、対抗策。
これに対して、香港上海銀行も、当然やられっぱなしではなく、対策を講じるわけです。

ビルのてっぺんに、大砲のような形のオブジェ(クレーン?)を付けた。
面白いですねぇ。かなり直接的です。悪い気をぶち込むというイメージなのでしょうか?

ただ、実際に見た人の話では、大砲?の先は、正確には中国銀行を向いてはいないとのことです。しかしながら、内部的には気を反射させる碑を置いたりして、かなりいろいろと調整をされているようですね。

いったい、どれだけお金がかかっていることやら。
日本人からしたら、信じられないことですが、彼らにとっては、第一優先の要素なのです。
さすがにわたくしも、大袈裟に思いますけど、多くの人間が働いている建物ですから、内包するエネルギーも莫大なものがあります。
それを考えると、過度な対策も、わからなくはないですけどね。

2006年03月22日

中国の皇帝と同じパワーをゲット:太極八卦水晶七星陣

やっと手に入れました。探していたんです。中国の皇帝の、玉座の上にある、装飾品の写真をね。

何かと言いますと、七星陣というシンボル。
七星陣とは、代表的な魔法陣の一種です。正三角形と逆三角形を組み合わせると、俗に「六芒星」「ヘキサゴン」「ダビデの星」と呼ばれる図形になります。この図形は特殊なパワーを持つとされ、今でもイスラエル国旗(ユダヤ)のデザインに採用されています。
その六芒星の中央に1点を加えた物が七星陣です。
風水(中国)においても、△と▽が男性と女性、能動と受動、陰と陽を表し、組み合わさることで、陰陽の最高のバランスとなり、また、周りが惑星、中央が太陽を表し、全体で大宇宙となるといわれる、神秘の形状なのです。
日本では、古代の風水が伝わった時代に、安倍晴明らの陰陽師がそのシンボルとして使用していますね。


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今回は、そんなパワフルな図形を元に、水晶の力を結集できるアイテムです。
太極八卦水晶七星陣

もう、説明は要らないと思いますが、ちょっと覗いて見て下さい。
詳しーく解説しています。

2006年03月20日

太歳方とは

太歳方とは

わたくしの家の西北西寄りに、こんなお札が貼ってあります。
岩津先生にもらって何気なく貼ってあるんですが、調べましたらすごいお話で、ちょっと怖くなりましたので書いておきます。

風水で、犯してはならぬ地上の神として知られているものの1つに「太歳(たいさい)」があります。
太歳とは天体上の木星の事で、1年で干支を1つづつ(30度づつ)方位を移動し、12年で1周します。
「太歳」の方位に当たるのは その年の干支に当たる方位で、家の中心から見て太歳の方位に当たる方角の土を犯す、特に土木工事などをして太歳(=木星)の運行を妨げると、激しい祟りがあるとされています。

中国の宋の時代に書かれた「太平広記」に この太歳に関するこんな話があります。。。

『ある男が太歳の方位に当たっているとは知らず、土木工事を行った。 すると掘り返した土の中から”赤い肉のような菌のようなかたまりに無数の目が付いた奇妙な物体”を発掘してしまった。 驚いて眺めていると、道行く僧に「これは太歳だから元の場所に埋めもどし、土木工事を中止しなさい」と助言され、それに従ったがその男と家の者は1年のうちに全員死に絶えてしまった』

この赤い肉が太歳神自身と言うわけではなく、太歳の運行に合わせて土中を移動する化身であるとされていますが、もしこの太歳を掘り出してしまったら、鞭で百たたきすれば災厄から逃れられる、とか、食べると美味であるとかいう話も伝わっています。

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風水ではこの太歳の当たる方位「太歳方」に太歳牌や太歳符などの化殺道具を置いたりします。
太歳符の中央には「太歳○○年陸明星君到此鎭」ですとか「本年太歳星君到此鎭」と書いてあります。
「太歳星君がここ(本年の定位置)に来て鎮まるように」という意味です。うちにあるのは、この太歳符だったんですね。
風水上ではこの太歳の方位に向かって移転や土地に関する行い、土木工事、造作、増改築など土を犯す事を厳禁しています。「触らぬ神に祟りなし」状態ですね。ですから、太歳方にあたる方位は、なるたけその1年間いじらないことです。

ちなみに、日本の気学では、太歳神は木星(=木性)であるから、木の伐採や草刈り、破壊行為は厳禁だが、逆に木を植えたり、建築・造作・商取引・移転・結婚・従業員の雇用などは吉とされているようです。
元は、五行説、陰陽理論から始まっている両者ですが、違う部分も多いですね。わたくしは、気学や家相学というのは、奈良時代に伝わった古代の風水が、日本の政治や風土によって、変化してきたものと考えています。
よく知りませんので、まったく否定はしませんが、日本独自の都合で形作られているような気が、しないでもありません。

干支と太歳の方位は下記のとおりです。
卯、酉、午、子を東西南北とし、それぞれより30度づつの方角にあたります。

子年は・・・北
丑年は・・・東北偏北
寅年は・・・東北偏東
卯年は・・・東
辰年は・・・東南偏東
巳年は・・・東南偏南
午年は・・・南
未年は・・・西南偏南
申年は・・・西南偏西
酉年は・・・西
戌年は・・・西北偏西
亥年は・・・西北偏

が、それぞれ太歳方となります。

2006年03月17日

ディズニーランドを12度動かす?~風水師の助言

2005年4月に、ニューヨークタイムズ紙が以下のように伝えています。

ウォルトディズニー社は、9月に開園予定の香港ディズニーランドのエントランスの向きを12度動かすことを決断した。同社の決定は、風水コンサルタントの「この変更によって来場者を増やし、この施設に大きな富をもたらす」というアドバイスによるものである。

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(建設中の香港ディズニーランド:風水的にはいい場所です)

また、気の流れが、エントランスを通り越して海に流れ出てしまわぬよう、駅からエントランスに至るアプローチにも適度なカーブを持たせるよう、設計を変更した。敷地の面積、ホテル、レストラン、さらにはお店のレジの配置まで、風水の法則を取り入れ設計している。

(By Laura M. Holson The New York Times MONDAY, APRIL 25, 2005)

風水師のコンサルティングが最優先。

香港を始め、中国、台湾、シンガポールなどの東南アジア諸国、つまり風水の先進国では、例えばビルや施設の設計段階で、依頼主、設計士、風水師の意見が衝突した場合、優先されるのは100%風水師の意見です。
彼らは、新しい建築の予算のうち、まず10%は風水に充てます。風水師へのコンサルタント料金と、実際に風水調整する時の膨大な道具・資材のためです。

今回のディズニーランドの件でも、12度もエントランスを動かすというのは、他所の設計への影響も含めて、かなりの負担だと思います。設計士はもとより、依頼社側も、大変な思いをするのは目に見えているのに、それでも風水師のアドバイスを受け入れるのです。

これは、これらの国々は、風水先進国であるがゆえに、古来から事例も多く、風水についての理解度が高いためです。風水をないがしろにすれば仕事もうまく行かないことを、DNAレベルでわかっているのです。

結果は、、、実はあまり芳しくないようですね。原因は入場者のモラルの低さにあるようですが、このあたりも、風水師が次の一手を指導しているはずですよ。

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(お国柄の出たミッキー)

2006年03月16日

本当の大富豪と運勢学の関係

「百万長者には占星術師は不要だが、億万長者には占星術師が必要だ。」
     (J.P.モルガン - 米国モルガン財閥創始者)

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要は、小金持ちでなく、本当の大富豪になるようなビジネスをする人間は、占星術などのツールを活用して、自らの直感の裏付けを取っているということです。

第二次大戦後に占星術は一般的にビジネスに使われていますが、ウォルト・ディズニーとかJ.P.モルガンなどは、ビジネスを仕掛けるタイミングを占星術で出したということで知られています。

さらに、第二次大戦の間で言いますと、例えばルーズベルト大統領やウィンストン・チャーチルは占星術の専門家を使っていました。それはヒトラーが占星術を使っていたので、それに対抗するためなのです。

最近では、ロナルド・レーガン元大統領が占星術を使ってスケジューリングや政策決定を行っていたことが知られています。

西洋の占星術に対して、東洋では圧倒的に風水と四柱推命がビジネスに用いられています。
自分の気質、運命を知った上でビジネスを進めるのと、何も知らずやみくもに行うのでは、確率的に圧倒的な差が出ます。

知らなくてもうまく行っている人は、たまたま無意識に良い方向ばかり選ぶ能力のある、まさに選ばれた人間(セレブリティ)というわけです。逆に凡人でも、こうしたツールを使い、自分の運勢をコントロールできるならば、大成功を収めることも、夢ではないということです。

ビジネス風水~四柱推命運勢鑑定

2006年03月15日

風水と香りの関係について教えて下さい!

Q.風水において、香りが非常に有効だと聞きました。どういうことなのでしょうか?

A.はい。古代ギリシャ人は、健康に最も良い処方は、「香気を脳に送り込む」ことだと言っています。これは、風水でいう「気」とも密接に関係します。

良い香りは、「閉運脳」を、「開運脳」に変えていきます。そのためには、自分のまわりの「香り」に敏感になることです。

人間は、自分の匂い、自分の家、会社の匂いは、慣れているためどんな匂いなのか、ちゃんとわからないものです。。。

風水の基本は、「気」をコントロールして体を最高の状態にし、脳を活性化していくことですから(それによりツキを引き寄せる。)、気分を左右する「香り」の管理は大事なことなのです。

香りにも、直接的な香りと、そうでないものがあります。

例えば、会社のドアを開けた途端に、空気がよどんで嫌な感じを受けたことはありませんか?いわゆる「匂い」とは別な感じです。

そうです。それが「気配」という香りなのです。
昔から、「アイツが犯人じゃないか?臭いぞ。」とか、「主人は浮気をしているんじゃないかしら、何か匂うわ。」って言いますよね。まさにこのことなのです。人間は、普通でない状態にあるとき、特にこうした「気配」を出してしまう、それをキャッチされてしまうということです。

では、 「いやな気配」を解消する方法

簡単です。嫌な「気配」も、実際の「香り」をつけることで、好転します。アロマオイルでも、お香でも良いでしょう。ご自分が気分の良くなる香りをつけて下さい。良い香りをつけることで、良い「気」のイメージをすることが出来、無意識にいやな気配を払拭してくれます。
 
また、ビジネス局面では、皆さん金運を気にされると思いますが、そこで一番重要なのはトイレです。経営状態の良くない会社は、トイレが臭います。余裕がないので、トイレまで気が回らないということでしょう。
いつもキレイにしておく余裕をもつことで、それが仕事にも反映され、好転していくのは、風水でなくても当たり前の道理といえます。

一見仕事と関係のない、そういったところから手をつけると、結果的にうまくいく。風が吹けば桶屋が儲かるとはよく言ったもので、風水とは、こうした考え方の啓示も含めた、「開運脳」もしくは「成功脳」を作っていく学問だといえますね。

2006年03月14日

例えば、会社の立地についての風水師の見解

答えは、ひとつではない。それが風水。

風水の勉強を、しておりますと、書物によって、書いてある内容に、微妙なばらつきがあります。

例えば、オフィスを構えるのに、坂の上、中腹、下では、どこがいいのかといった場合、ある風水研究家は「坂の上」と言い、またある風水師は、「中腹あたりがベスト」と言います。

「坂の上」派の言い分は、、、
・坂の下はとにかくダメ。悪い気が停滞するから。
・坂の上は、良い気を受けやすい。上昇志向の会社にはもってこい。

「坂の中腹」派の意見は、、、
・坂の下はとにかくダメ。悪い気が停滞するから。(コレは同じ)
・坂の上は、気を受けやすいが、それだけに悪い気も押し寄せるので風当たりが強くなる可能性がある。ほどほどの中腹が一番良い。

というものです。一見、、、

上と中腹で、まったく違うことを言っているように見えますが、実は顧客となる会社の性質によって、アドバイスを変えているだけなのです。

実は、上がいいというのは、ベンチャーの、伸び盛りの企業に向けたアドバイスです。多少の風当たりはあって当然、それよりももっともっと急激な伸びが欲しいという場合には、坂の上の方がいい場合もあるのです。
逆に、ある程度成長した企業が、これから先も安定的な、堅実な成長を望むならば、いろいろな意味で攻撃を受けやすい坂の上よりも、中腹のほうが適しているのです。

つまり、一冊本を買って、「坂の上はいい!」と書いてあったらそれをそのまま鵜呑みにする様な学問では、ないということです。すべて、当事者の状況を把握した上でバランスをとりながらアドバイスしていくのが、風水師の仕事なのです。

風水。すべては、バランス。

理想的なバランス状態を目指して、いろいろな調整をして、天秤を操るのです。天秤のゆれが止まった時、会社は、好循環を始めるというわけです。

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ところで、つばめやも、新しい看板を、バランスの良い「まん丸」い形にしました。「丸」は、究極に安定した、最高の形です。うまくいくといいな。。。

2006年03月13日

風水と照明

たかが照明と思いがちですが、、、風水オフィスの設計時に、よく指摘されるのが、照明についてです。

多くのオフィスでは、長ーーーい蛍光灯を使っていらっしゃると思います。これが、風水では×です。あの真っ白い明るい光はよくないのです。

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これも、科学的に言いますと、「蛍光灯は、紫外線も、電磁波も、強い。」からなんです。それは脳の混乱のもとになりかねません。
小さな違いですが、毎日の大半の時間をオフィスで過ごされる方には、積もり積もって、知らないうちに良くない方向へ行ってしまうことも、あるのです。

世界中でも、こんなに蛍光灯だらけなのは、日本だけです。はっきり言いますと、風水の世界では蛍光灯は「貧しい明かり」とされています。

とにかく明るくというのが、あの蛍光灯の性質です。実は、明るすぎることで、人のアドレナリンは多く分泌されます。
それは、「疲れ」の原因になりますし、イライラを誘引してしまったりと、あまりいい状態になることはありません。

そこで、風水調整としては、白熱灯や、間接照明にします。

白熱灯は、自然な温かみのある光ですね。リラックスを感じるというのは、お分かりいただけると思います。最初は、少々暗く感じますが、慣れてしまえば慣れます。(笑)
もしくは、蛍光灯でも3波長形電球色という種類は、オレンジ色ですので、まずはそれに変えてみるのはいかがでしょう?

また、蛍光灯でも、間接照明にすることで、その害を和らげることが可能です。このように、風水の良いところは、ダメなものはダメというのではなく、ダメなものも良い方向へ回避させる手段を持ち合わせている点です。

会社によっては、どうしても天井の工事が出来ないとか、事情がそれぞれおありですから、それならこうすれば良いという、策を講じることが出来るという訳ですね。

2006年03月10日

風水建築:龍のエスカレーター

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東京の、りんかい線国際展示場駅のエスカレーターです。

近頃は、これはどう見ても風水を意識した造りだなという建築物も増えてきました。
とくに、デザイン的にも周囲に溶け込む優れたものは、利用していても気持ちのいいものです。

以前にも、龍をイメージさせる階段というのをご紹介しましたが、これは、そのエスカレーター版ですね。
天井が、うねうねと波打っており、気を通すのに適した形になっています。これが、まっすぐな天井ですと、強い気などが来た場合、そのままストレートに伝わってしまいますので、そこを通る人間には、良くないのです。

良い気というのは、緩やかに、蛇行しながら移動していくものです。ですから、最初からこのようにガイドラインが出来ていれば、通りやすくなるし、直接あたりたくない強い気や、悪い気は、緩和してくれるというわけです。

地下鉄という乗り物は、文字通り地下を走るわけですから、基本的には怖い乗り物です。ひとたび事故になれば、大事故につながります。ましてやこのりんかい線は、東京湾の下を通っていますので、わたくしたちは意識していなくても、潜在的な恐怖感が必ず宿っています。
こうしたところまで気づかって設計しているのであれば、この駅の設計士さんは、かなり優秀な風水師だといえますね。

2006年03月09日

美輪明宏さんと風水

人気あるんですよね。美輪さん。
各地の講演、トークショーは、満員御礼の大騒ぎみたいです。

実はわたくしも、美輪さんの本が好きで、読んだりしているんですが、風水のことも書かれていましたので、引用したいと思います。

とてもよく働くし、いい人なんだけれども、どうしても運の悪い人というのは、霊的な作用もあるけれども、逆にそれを応用する手もあるわけです。活用するという手ね。方位学でなんとかなった人もいます。

それから、私もこれは実際に使ったんだけれども、風水ってあるでしょう。それにこだわってふりまわされちゃいけないのね。

「こっちの方角に行っちゃいけない」といわれたから行きません、といって仕事をパーにしちゃったら、もうしようがないわけ。それはふりまわされているということ。悪いという方角でも行ってみて、悪いといわれたんだからその仕事はうまくいかないかもしれないけれども、仕事は仕事だから、現実にやらなきゃいけないものはやってみることですよ。やってみて、次にそれをチャラにするために、今度はいい方角へ方位をとり直せばいいのよ。いい方角へ行き直せばいいんです。

美輪明宏「人生ノート」より

このお話の中の風水とは、奇門遁甲(きもんとんこう)のことですね。奇門遁甲とは、凶を避け吉を呼ぶ未来転換術の意味で、外に出かける方位と動く際の時間の気の調和を図り、未来を良い方向に調整していく方法です。一般的に方位学ともいいます。いわゆる風水が「静」の気だとすれば、奇門遁甲は「動」の気をコントロールする学問です。

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続けて、こう書かれています。

風水や方位学をやるのであれば、いちおうの知識はないと。自分は何も知らないで、易者さんに見てもらえばいいというふうに、おいしいところだけ食べようとしたってむり。それは易者さんによってまちがった方法を教える人もいますからね。

それと、これは流派によって違うんです。流派によって、個人によって違いますから、それはデータをとってみることです。何人か見てもらって、いちばんのデータをとることがいい。それで風水とか方角とか方位学とか、それを活用して運勢を開いていく方法もあるんです。

姓名判断による名前の良し悪しというのもあります。これは風水ほどは強くないんです。もちろん、なるべくいい名前をつけるにこしたことはないんだけれどもね。

~美輪明宏「人生ノート」より


彼はもう、ちょっと超越しちゃってますので、言われることがかなりアバウトにきこえますけど、まっとうなことを書かれていると思います。特に風水や奇門遁甲、四柱推命といったものは、統計学と言う学問の中に位置しますから、こうしなきゃいけないという脅しや、煽りとは、本来は無縁の世界なのです。決定的な「ダメ」はなくて、いけない部分があったら、それは直せばそれでいい、そういうものなのです。

2006年03月08日

徳川家康と風水その参:裏鬼門という言葉もありますが、、、

初期の徳川幕府の指南役であった天海が、幕府の永年の繁栄を願い、東北の方位に異常に気を遣ったことを、前回書きましたが、東北の反対側にもまた、対策を施しています。

日本の家相学では、「裏鬼門」とも呼ばれる方位になります。(風水にはそういった言葉はありません。)

天海は、東北と正反対である西南の方位にあたる場所に芝の増上寺(徳川家菩提寺)を大造営しています。さらには、目黒不動も西南に配し、まさにとどめを刺しています。

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増上寺塔赤羽根夏53景~歌川広重「名所江戸百景」より


西南は風水では坤(こん)の卦となり、家庭・母親・日常生活に関したことなどをつかさどっていると説きます。母親=家庭の要ということで、家族の平和のシンボルとなります。また家康の本命卦からも中吉方(延年)になりますので、徳川家のお家安泰・子孫繁栄のためにも、天海は西南方位もゆるがせにしませんでした。単に、裏鬼門の厄除けという意味以上に、こういった意図が感じられます。

ちなみに、西南方位は未申といいます。季節にとれば新暦の7月7日の小暑から8月8日の立秋をへて、9月7日の白露までの時期に当たり、1日にとれば、午後1時から3時が「未の刻」で3時から5時までが「申の刻」に当たります。また、これは夏・昼の陽気が終わりを告げ、いままさに陰気に変わろうという時に当たります。そういった、変化途中の不安定な要素をやり過ごすためにも、西南も封じておく必要があったのです。

さらに天海は、家康の死後、江戸城からみて北にあたる日光に東照宮を建立しました。これは、家康の遺言とも言われていますが、天海の指南によることは間違いないでしょう。北は十二支でいえば、「子」、季節でいえば、冬で、風水では坎(かん)の卦にあたり、部下(次男)、和平、仁慈などを意味します。また、北は臓器の性質としては生殖器であり、これも徳川家の繁栄を意味する要素です。このように、東照宮を建立したのは、徳川家がよき部下に恵まれ、諸大名の謀反を防ぎ、お家の安泰を期するためであったということがわかります。

「東照」とは、「東の天照大神」という意味で、比叡山と東叡山(上野寛永寺のこと)との関係と同じく、朝廷の守り神である天照大神に習い、家康を東国の天照として神格化したものです。陰陽五行説では、紫微宮に天帝が住み、そこから生命を司る力が流れ込むといわれます。紫微とは、北極星のことで、天帝は文字通り、北の果てに住むとされます。天照=天帝となった家康は、江戸のはるか北方で、江戸とその幕府を見守ることになったのです。

家康は、このように天海と組んで、都市レベル、国レベルの風水を行いました。そのおかげか、徳川幕府が270年も続いたのは、紛れもない事実です。

 

2006年03月07日

徳川家康と風水その弐:風水師としての天海と東北方位

徳川家康の政治の裏には、黒衣の宰相といわれた天海大僧正がいたことは有名ですが、実は彼は本能寺の変で有名な明智光秀だったという説があります。ここでは詳しく書きませんが、インターネット上にかなりの数の記事がありますので、一度検索してみては?わたくしとしては、50:50の信憑性と思いますが、非常に面白いです。

さて、この天台宗の僧侶である天海ですが、比叡山にて修行中に、風水をはじめとした大陸の学問を修め、当時最高峰の知識を持った人物だったことは間違いないでしょう。

天海は、徳川家康、秀忠、家光と三代の将軍に仕え、政治の表裏に多大なる影響を及ぼしました。その数々の施策の中心目的は、徳川幕府の永代にわたる存続です。では、天海は一体どんな風水を施したのでしょうか?

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↑天海、家光、家康とされる板絵


よく取り上げられるのが、上野の寛永寺の建立です。これは、江戸城の東北、いわゆる「鬼門」の方位にあり、わかりやすいので有名なのですが、実はもっと深い意味合いが隠されているのです。

それは、前回の記事で書きました、東北の基本的な性質、「はじまりとおわりの境目」です。季節で言えば、晩冬~初春、時間で言えば、丑寅(陰の気に支配される夜が終わり、朝の陽の気が始まる時間帯)を表し、総合的には「一時的な停滞」「相続」「変化の兆し」をつかさどる方位ということになります。

天海が、「鬼門」という言葉を使っていたかどうかはわかりませんが、風水学として考えれば、徳川幕府の安定のために、この「変化」の方位である東北に、とりわけ気を遣っていたのはまさに正解と言えます。
また、家康本人は、本命卦で見ると東北は大吉方位(天医)ですが、彼の本拠地である江戸城が、東北が凶だったことも、東北という方位の守護を凄まじく意識した理由でしょう。

江戸幕府では、将軍家に世継ぎが生まれなければ、御三家から次期将軍を迎えることになっていましたが、基本的には尾張か紀伊から迎え、水戸は最後の最後という順番がありました。これは、天海の遺言によるものと言われています。

「水戸からお世継ぎを迎えた時、徳川家の世はは終焉する。」

ピンと来ました?そうです。水戸藩は、江戸からみてまさに東北に位置し、そこから世継ぎをとるというのは、「相続に変化をもたらす」ことに他ならないのです。
果たせるかな、最後の将軍である十五代慶喜は、初めての水戸藩出身の将軍であり、大政奉還、明治維新によって徳川家270年の世は終焉を迎えたのです。

以上のように天海が陰きわまって陽に変ずる東北方位を大事にしたのは、時代の変還、時流の変化を恐れたからでしょう。事物がおよそ変化変転する時には、内と外との力関係の均衡がとれなくなるものです。つまり、外国との往来を鎖国によって抑制したのは、そのうちの外的圧力を断ち切るためだったのです。
 

2006年03月06日

徳川家康と風水その壱:家相と風水の違いについて

日本の歴史の中で、実は風水は大きな役割を担ってきました。
古くは平安京の造営から、江戸時代まで、風水は脈々と伝えられ、時代の権力者達に影響を与えてきました。

これからしばらくは、シリーズで「徳川家康・江戸幕府・風水」について、岩津先生の著書からご紹介して参ります。

そこで、「風水」と、「家相」について、基本的な見解を述べておきたいと思います。

鬼門」という言葉に代表される家相学は、大昔(奈良時代)に大陸から伝わった古い風水が、日本独自の味付けで変形して今に伝えられているものと言えます。少し詳しくご紹介しましょう。おもしろいですよ。


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↑風水では、北を下にして図を描くのが一般的です。


家相学では、東北は鬼門と言って完全否定しますが、風水では違います。
そのときによって、気の流れは変わりますから、絶対的な凶方向などは、存在しないのです。むしろ、この20年(第8運)は、東北方位は大いに結構な時期なのです。

そもそも、鬼門の「鬼」という生き物、アレは東北方位を指す「丑寅」から、「牛」の角と、「虎」のパンツをはいたイメージを怖いものの象徴として作り上げたものなのです。時は奈良時代、時の権力者に、ある教団が取り入るために、考え出した概念のようです。それがあまりにも強烈だったため、鬼は一般にも広まり、鬼門という言葉も、日本独自のものとして根付いたのです。

ですから、伝統的かつ近代的な中国風水では、鬼門は無視、というか存在しないのです。
もし、鬼門がどうこう言っている風水師さんがいたら、風水と家相を混同している、ウワベだけの人である可能性が高いと思いますよ。ご注意ください。

ただ、東北という方位の基本的な性質について、わたくしたちが覚えておくべきことがあります。
それは、「はじまりとおわりの境目にある。」ということです。
これは、次からお話しする徳川幕府と風水の関係においても、重要なポイントとなります。また、第8運である現在にも当てはまるキーワードなのです。

2006年03月03日

風水の結び目について

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中国の風水道具屋の店先です。
日本で言うキーホルダー的な風水のお守りが、陳列されているんですが、何処か共通点があります。

そう、結び目ですね。あの独特の結び目は、∞を幾重にも重ねることにより、「永遠の命、変わらぬ愛」をイメージする象徴となります。

今は、風水地運は第8運ですから、∞のこのシンボルは8というそっくりな形の数字の勢いも得て、特に強力な力を持ち始めています。

これは、中国では本当にポピュラーな結び目で、そのままお守りとして使われます。
バッグに入れて盗難除けにするもよし、探し物もよく見つかるといわれます。

以前ご紹介しました、古銭も、この結び目とともに3連にすることにより、すばらしい幸運のシンボルとなります。
万能のこの結び目は、工芸としても韓国や日本に伝わっていますね。見つけたら、手にしてみて、何か「パワー」を感じたらきっとあなたのよき相棒になってくれますよ。

2006年03月02日

「気」とは、一体どんなものなんでしょうか?

Q.「気」とは何ですか?風水とどう関係するのですか?

A.はい。風水とは何かを考える時、「気」そのものを知ることが必要不可欠となります。
いかなるものも、気を発しています。この気の強弱そのものが、あらゆるものに影響します。
例えば、人の気と書いて「人気」となります。人体から良い気が発しれば、自ずと人気が出、結果、人が集まり信用が上がり、仕事や家庭などさまざまな運に影響を及ぼすことになります。

この気をうまく体内、家庭内、会社内に取り込むのに、風水を活用します。

建物や土地、山や川、花やペットなど生活を取り囲むあらゆる環境の中で良い気を上手く選択し、使い分けていくことが気を活性化させるポイントとなります。またそれこそが風水の奥義です。
この良い気を「生気」といいます。生気が陰陽の陽を表し、反対の陰が「死気」となります。
簡単に言えば生気のあるものを生活の中で取り入れるようにします。

今お住まいの環境をチェックしてください。生気のあるものはどれだけありますか。
枯れた花や木、造花やドライフワー、剥製(はくせい)や壊れた電化製品や家具・・・
これらは皆、死気を生ずるものとなります。以外と多いことに驚かれると思います。
このような環境にいると、性格が暗くなり人も近寄り難くなります。
いわゆる陰気な人です。

これは最初からその人の性格がそうだったのかといえば答えはNO!
多くの場合、生まれ育った環境がそうさせたと言えるのです。これはまさに死気の影響だと考えます。
風水では、「暗い顔をしていると福も近寄って来ない」といいます。要するにツキにも見放されるということです。

「陰は邪気を招き、陽は福を招く」というのが私の持論であり、モットーでもあります。

気をひとつの生き物だとイメージしてください。
死気は鬼のような格好をし、人々を脅かす凶悪な性格をしています。反対に生気は布袋様のようにいつも笑顔をたやさず陽気な性格で、幸を運んで来てくれる徳のある性格です。
どちらと付き合いたいかは明白ですね。環境によって死気を無くし、生気を取り入れることが出来れば、こうした福をも呼び込めるということです。

風水は、生活の中で上手く良い気を使用することで運気向上の糸口を見つけ、育てる学問なのです。

2006年03月01日

オフィスの天井は、高いほうがいい。

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このオフィスをパッと見て、どんな感想を持たれますか?

わたくしは・・・・息苦しくなってきます。非常にユニークな空間を、オフィススペースとして利用していますが、仕事がはかどるのかどうか、甚だ疑問です。デザイン的には面白いんですが、、、、

「天井を高くすると大物が育つ。」ということわざもありますが、風水でも同じです。仕事もはかどりますし、冴えた感じになってきます。これは、実際にそういった環境で仕事をされている方のお話ですが、直感力というか、すぐにピン!とくる感じがするようです。

天井が高いということは、それだけ空間が広いということです。広々としたオフィスでは、開放感が増しますが、脳への影響としては、空間認識作用が高まることがわかっています。特に、上へ高い場合は、直感力が増すといわれています。直感というのは、いろいろな気配を敏感に感じ取る力、するどい洞察力の総称とここでは定義しておきます。

ということで、天井を高くするメリットは、このようにほぼ科学的にも説明がつくレベルまできています。ことわざ、故事成語というのは、こうした事実を昔の人なりに文章にしたモノなんですね。

さて、冒頭のオフィス、この半円部分にいる人に、伸び伸びとした直感を求めるのは、どう見ても無理そうですね。
狭く、ゴチャゴチャしているオフィスは、動線も悪く物理的にも仕事ははかどりません。出来るだけ広いスペースで仕事をしたいものです。

assisted by 近代図案