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例えば、会社の立地についての風水師の見解

答えは、ひとつではない。それが風水。

風水の勉強を、しておりますと、書物によって、書いてある内容に、微妙なばらつきがあります。

例えば、オフィスを構えるのに、坂の上、中腹、下では、どこがいいのかといった場合、ある風水研究家は「坂の上」と言い、またある風水師は、「中腹あたりがベスト」と言います。

「坂の上」派の言い分は、、、
・坂の下はとにかくダメ。悪い気が停滞するから。
・坂の上は、良い気を受けやすい。上昇志向の会社にはもってこい。

「坂の中腹」派の意見は、、、
・坂の下はとにかくダメ。悪い気が停滞するから。(コレは同じ)
・坂の上は、気を受けやすいが、それだけに悪い気も押し寄せるので風当たりが強くなる可能性がある。ほどほどの中腹が一番良い。

というものです。一見、、、

上と中腹で、まったく違うことを言っているように見えますが、実は顧客となる会社の性質によって、アドバイスを変えているだけなのです。

実は、上がいいというのは、ベンチャーの、伸び盛りの企業に向けたアドバイスです。多少の風当たりはあって当然、それよりももっともっと急激な伸びが欲しいという場合には、坂の上の方がいい場合もあるのです。
逆に、ある程度成長した企業が、これから先も安定的な、堅実な成長を望むならば、いろいろな意味で攻撃を受けやすい坂の上よりも、中腹のほうが適しているのです。

つまり、一冊本を買って、「坂の上はいい!」と書いてあったらそれをそのまま鵜呑みにする様な学問では、ないということです。すべて、当事者の状況を把握した上でバランスをとりながらアドバイスしていくのが、風水師の仕事なのです。

風水。すべては、バランス。

理想的なバランス状態を目指して、いろいろな調整をして、天秤を操るのです。天秤のゆれが止まった時、会社は、好循環を始めるというわけです。

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ところで、つばめやも、新しい看板を、バランスの良い「まん丸」い形にしました。「丸」は、究極に安定した、最高の形です。うまくいくといいな。。。

assisted by 近代図案