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「気」とは、一体どんなものなんでしょうか?

Q.「気」とは何ですか?風水とどう関係するのですか?

A.はい。風水とは何かを考える時、「気」そのものを知ることが必要不可欠となります。
いかなるものも、気を発しています。この気の強弱そのものが、あらゆるものに影響します。
例えば、人の気と書いて「人気」となります。人体から良い気が発しれば、自ずと人気が出、結果、人が集まり信用が上がり、仕事や家庭などさまざまな運に影響を及ぼすことになります。

この気をうまく体内、家庭内、会社内に取り込むのに、風水を活用します。

建物や土地、山や川、花やペットなど生活を取り囲むあらゆる環境の中で良い気を上手く選択し、使い分けていくことが気を活性化させるポイントとなります。またそれこそが風水の奥義です。
この良い気を「生気」といいます。生気が陰陽の陽を表し、反対の陰が「死気」となります。
簡単に言えば生気のあるものを生活の中で取り入れるようにします。

今お住まいの環境をチェックしてください。生気のあるものはどれだけありますか。
枯れた花や木、造花やドライフワー、剥製(はくせい)や壊れた電化製品や家具・・・
これらは皆、死気を生ずるものとなります。以外と多いことに驚かれると思います。
このような環境にいると、性格が暗くなり人も近寄り難くなります。
いわゆる陰気な人です。

これは最初からその人の性格がそうだったのかといえば答えはNO!
多くの場合、生まれ育った環境がそうさせたと言えるのです。これはまさに死気の影響だと考えます。
風水では、「暗い顔をしていると福も近寄って来ない」といいます。要するにツキにも見放されるということです。

「陰は邪気を招き、陽は福を招く」というのが私の持論であり、モットーでもあります。

気をひとつの生き物だとイメージしてください。
死気は鬼のような格好をし、人々を脅かす凶悪な性格をしています。反対に生気は布袋様のようにいつも笑顔をたやさず陽気な性格で、幸を運んで来てくれる徳のある性格です。
どちらと付き合いたいかは明白ですね。環境によって死気を無くし、生気を取り入れることが出来れば、こうした福をも呼び込めるということです。

風水は、生活の中で上手く良い気を使用することで運気向上の糸口を見つけ、育てる学問なのです。

assisted by 近代図案