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ディズニーランドを12度動かす?~風水師の助言

2005年4月に、ニューヨークタイムズ紙が以下のように伝えています。

ウォルトディズニー社は、9月に開園予定の香港ディズニーランドのエントランスの向きを12度動かすことを決断した。同社の決定は、風水コンサルタントの「この変更によって来場者を増やし、この施設に大きな富をもたらす」というアドバイスによるものである。

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(建設中の香港ディズニーランド:風水的にはいい場所です)

また、気の流れが、エントランスを通り越して海に流れ出てしまわぬよう、駅からエントランスに至るアプローチにも適度なカーブを持たせるよう、設計を変更した。敷地の面積、ホテル、レストラン、さらにはお店のレジの配置まで、風水の法則を取り入れ設計している。

(By Laura M. Holson The New York Times MONDAY, APRIL 25, 2005)

風水師のコンサルティングが最優先。

香港を始め、中国、台湾、シンガポールなどの東南アジア諸国、つまり風水の先進国では、例えばビルや施設の設計段階で、依頼主、設計士、風水師の意見が衝突した場合、優先されるのは100%風水師の意見です。
彼らは、新しい建築の予算のうち、まず10%は風水に充てます。風水師へのコンサルタント料金と、実際に風水調整する時の膨大な道具・資材のためです。

今回のディズニーランドの件でも、12度もエントランスを動かすというのは、他所の設計への影響も含めて、かなりの負担だと思います。設計士はもとより、依頼社側も、大変な思いをするのは目に見えているのに、それでも風水師のアドバイスを受け入れるのです。

これは、これらの国々は、風水先進国であるがゆえに、古来から事例も多く、風水についての理解度が高いためです。風水をないがしろにすれば仕事もうまく行かないことを、DNAレベルでわかっているのです。

結果は、、、実はあまり芳しくないようですね。原因は入場者のモラルの低さにあるようですが、このあたりも、風水師が次の一手を指導しているはずですよ。

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(お国柄の出たミッキー)

コメント

そうなんですね。
風水を見ることが、「当たり前」なのです。
現在の香港、台湾、シンガポールの繁栄を見ますと、納得がいきます。
一方、本土は文化大革命で一端風水は廃れていますので、これからの巻き返しがどう出るか、といったところです。

風水オフィッスアドバイザー様、こんにちは。

そこまで風水が生活レベルまで浸透しているとはすごいですね。

しかし、氣の流れは大事だと

思います。

今日もありがとうございます。

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