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【社長の風水】第二回「小食のススメ!」

▼風水とは、いかにストレスを取り除くか?


 これを追求する学問ということができます。オフィスの風水リフォームや、
 レイアウト変更も、無意識なものを含めてこういった環境からくるストレス
 をいかに排除し、自分を地球の磁場に感応させ、環境を最適化するかという
 のがテーマとなります。


 わたくしは、風水という概念を、広義にとらえていますので、風水書に書か
 れていることだけを風水だとは考えません。ですから、単にストレスフリー
 にする方法なども、わたくしにとっては立派な風水なのです。
 あなたにも、そういうスタンスでお付き合いいただければ幸いです。


 そこで、今回は人間の「体の最適化」について書かせていただきます。

 まぁ、このあたりは、一種健康法的な部分でもありますから、賛否両論あっ
 て当然なのですが、今回は、風水的、というか東洋の考えをもとにすると、
 最後にはこういう結論になるのかなという内容です。では、早速参ります。


 現代日本人の一番深刻な健康上の問題は、ずばり「食べすぎ」です。


 少し前に、テレビでもやってましたが、元来人間の体は、空腹にいかに対応
 するかという作りになっています。原始の狩猟の時代から、つい百年ほど前
 までは、「常に満足に食べられない状態」にある人がほとんどでした。


 だから、ここ百年くらいで、「食べすぎ」状態のひとが増えてきたことには
 DNAレベルで全然対応できていない。現代の成人病の、ほとんどの根源は
 この食べ過ぎにあるといっても過言ではないのです。


 江戸時代の末期から、一日三食食べる人が増えたんですが、それまでは一食
 か二食でした。特に、戦後アメリカ式の栄養学で、当時栄養不足だった日本
 人に、「三食きちんと」食べることが良しとされてから、決定的となったん
 ですね。


 これが、どうやら食べすぎだというのです。


 特に朝は、もともと排泄の時間で、体のいろいろな器官が、要らないものや
 悪いものを出そうと頑張っている時間帯のようです。そこへ「朝の活力源を
 食べなきゃ!」とおかわりなんかしちゃったりしてモリモリ朝食を食べると、
 余計な負担を臓器にかけることとなり、即ちストレスとなります。臓器もピ
 カピカで、どんどん燃焼できる子供ならともかく、内臓ヨレヨレの大人は、
 それでさらにダメージを受けている可能性があるということです。


 つまり、まだ前日の「処理」をしているうちに、新しい仕事がドサっと来て
 しまう。体の「気」をマスターしている人などは、そう感じるそうです。


 現実的にも、早起きで、起きてから数時間たっている人はそうでもないでし
 ょうが、起きてすぐ、まだ胃腸も眠っているような時間帯にバタバタと朝食
 を詰め込んで、というのは無理があるように思いません?知らない間に、臓
 器に負担をかけているとしたら、怖いことですよね。


 ということで、朝食を食べないというのが、今回言いたかったことなんです
 が、とりあえず二食にするんです。実はわたくしも、ダイエットをしていた
 時に、何の気なしにそうしたんですが、それはいまでも続いています。


 最初は、ちょっとお腹がすくような感じもありましたが、数日で「普通のこ
 と」になりましたね。それに加え、朝起きて、水を飲むと数分のうちに便意
 を催すようになり、すっきりした状態で出掛けられるようになりました。


 むしろ、よくもまぁ、これにプラス一食食べてたものだと思いますね。


 そろそろお時間ですので、まとめますが、「気」の巡りがよく、健康で充実
 した人間になるためには、一日二食がオススメ!


 しかも、最初の一食は、ヨーグルトとか、野菜ジュースや果物、良質の黒砂
 糖などを摂るくらいで十分のようです。こうすると、カロリー的にはかなり
 少なくなりますから、自然とダイエットにもなります。そして、夕食は日中
 そんなに食べなかった分、楽しく大いに食べる!


 いろいろ考えると、なんとなく、こんな感じに行き着きます。わたくしも、
 まだ二食にした段階までですので、実証が出来ていないのですが、今後ぜひ
 進めてみるつもりです。昔からよく言われる、「腹八分目」の本当の意味が
 ようやくわかるのかも知れません。


 社長は会社の中心です。不意の病魔に足をすくわれないように、備えておい
 てくださいましよ。

assisted by 近代図案