« 【社長の風水】第六回「やるだけやったのに何故か結果が出ないとき」 | TOP | 【社長の風水】第七回「ラッキーカラーは五行から」 »

印とサインについて

伝統的な中国風水からは少々離れますが、風水が環境についての「相」であることから、印鑑の「印相」や、サインの「相」についても、ビジネス風水という大枠では扱ってみたいと思います。

ビジネスにおいて、印鑑は自分自身の分身となり、社会的信用の裏づけともなります。
これは名刺も同じですね。(わたくしは、「名刺相」というものもあると思い、研究を始めています。それはまたのちほど。。)
そうです。印鑑、名刺、そしてサインは、ご自分の最も大事な「名前」の分身ですから、決しておろそかにしないことです。
これらを粗末に扱う、軽く考えることは、すなわちあなたご自身を蔑み、さらには先祖を軽んじることになります。

風水では、霊的な事象については専門外の感がありますが、実はオフィスや住宅を看る陽宅風水とともに、家の墓のための風水(陰宅風水)が二大柱となっており、先祖と自分との因果についても、必ず法則があるのだということを物語っています。
ですから、姓名を大事にすることは、風水においても当然のことなのです。

話は戻って印鑑についてですが、

判別するだけの道具をハンコと呼び、正しく鑑定されて作印されたものを印鑑といいます。(しばしば混同されるところです。)
人の運勢には先天運と後天運があり、先天運は生まれつき備わった宿命のことを、後天運は行動や環境、物、周囲の力などで大きく変えることの出来る運のことをいいます。
後天運は自分の心がけ次第でいくらでも運勢の流れを変えられるのです。
その方法のひとつとして、良い印鑑により姓名がもつ力を引き出す方法があります。

風水とは直接関係ありませんが、併用して鑑定されるものに、姓名鑑定の画数の吉凶判断があります。
例えばそこで、凶数とされた場合、凶数を「八方位接点増画法」で好転させます。
文字を旧書体の一種の篆隷書体という字体(これも「相」のひとつですね)にし、凶数を吉数に変画するのです。

こうして作られた立派な印鑑は、あなたに自信を与え、不安を払拭します。
それは、活発な行動と機知に富んだ思考への起爆剤となり、あなたのビジネスを好循環に向かわせるでしょう。

正直な話、わたくしも、高級な印鑑というのは金持ちが見栄で持つもの、印鑑屋におだてられて作るものと思っていました。
しかし、八方位接点増画法によって作られた、立派な象牙の開運数理吉相印を見て、考えが変わりました。
「名は体を表す」ではないですが、「印鑑はその人となりを表す」と。
お金持ちが持つのではなく、持った人がお金持ちになるという思考ですね。

また、サインについてもワンポイントアドバイス。
サインをするときは、最初の一画目と最後の一画を、上に向けて書くようにします。
もちろん書き順は無視して結構です。
これは、風水における「潜在意識活用法」のひとつですが、「上向き=上昇志向」という意識をあなたに植え付けることになります。
この名前の人物はもっともっと上に行くという暗示を、自分でかけるということですね。
香港やシンガポールの大成功をした華僑たちが、実際に行っている方法だそうです。
これで損をすることなど何もないのですから、やってみることです。
成功者と同じ習慣を身につけることは、成功への近道そのものなのです。

assisted by 近代図案