禄星(禄神)とは
禄星(禄神)
「禄星」は、資産を増やし出世昇級をもたらすとして古代より敬われてきました。
中国では子供を財産(財宝)と考えて、描かれる姿は子供を抱いていたり、宝巻を手にしていたりすることが多いようです。
また、「禄」と同じ発音の、「鹿」として表現されて、寿星が乗っているパタンも、多く見受けられます。
さらに、「六」にも発音が近いことから、出世をもたらす「文昌六星」(北斗七星の第4星、出生には勉学が必須だったため、中国では学問の神様としても深い信仰を集める)とも関連付けられ、禄星は民間信仰あつく現在に至っています。
ちなみに、上の丸い図は、「禄」をあらわす「寿字」と呼ばれるもので、中国ではいたるところで見かけることが出来ます。