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寿星(寿神)とは

寿星(寿神)

古来より、長寿を約束するとされる「寿星」は、「南極老人星」のことだとされています。

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南極老人星とは、全天で2番目に明るい星、竜骨座のカノープスのことで、北半球の緯度の高い地域で、冬場に南の方角、地上ぎりぎりに見えるか見えないかの星です。
中国では、「この星を見ると寿命が延びる」「この星が現れると天下は平安である」とされ、よって南極老人星の化身である寿神は寿命を延ばすめでたい存在だと考えられたのです。

身長低く肩幅は広く、頭が長い2頭身の老人として描かれることが多く、白髪で顎鬚は長く、巻物の結わえられた杖を携え、長寿のシンボルである桃を持っているとされます。

日本の七福神の福禄寿は、まさにこの「寿老人」からきており、七福神のなかに別に「寿老人」がいることを考えると、複雑な気持ちもしますよね。

コメント

風水ブログさん、こんにちは。

あの七福神の一人がその方だったのですか?

七福神って、神様は一種類じゃないよと教えているのかな?

今日もありがとうございます。

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