« 東洋五術-相(そう)について | TOP | 東洋五術-山(さん)について »

東洋五術-医(い)について

東洋五術とは、中国文化圏を中心として体系化された思想・技術の総称です。
「命」、「ト(ぼく)」、「相」、「医」、「山」から成り、それぞれ人の運命、人の幸せ、人の成功、家庭の安定、社会の平和(民の幸せ)などを目指しているのです。

本日は、その中から、「医(い)」についてお話しましょう。


これは文字通り、東洋医学のことを指しますが、現代的な手術や対処療法、投薬中心の西洋医学の対極にある予防医学といったら良いでしょうか。
つまり、臭いものには蓋をしろ的な考え方でなく、臭くならないように運動や食事療法で常に健康に気を遣い暮らしていこうと言うものです。

人は年をとってから自分自身の健康に気を遣いはじめますが、若いときから健康に気をつかう事は、よりよい生き方の第一歩といっても良いでしょう。

言うまでもありませんが、
1.漢方医学
2.鍼灸
3.整体術
などとなります。実際は対処療法的な処置も多いですが、根本思想は「未病」の状態を見抜き、病気になる前に処置をするというものです。

assisted by 近代図案