東洋五術-相(そう)について
東洋五術とは、中国文化圏を中心として体系化された思想・技術の総称です。
「命」、「ト(ぼく)」、「相」、「医」、「山」から成り、それぞれ人の運命、人の幸せ、人の成功、家庭の安定、社会の平和(民の幸せ)などを目指しているのです。
本日は、その中から、「相(そう)」についてお話しましょう。
「命」と「ト」が見えないものを対象にしているのに対して、これは、目に見えるあらゆる姿と形を判断することで、過去から現在までの経緯から、吉凶や未来というものを予測する方法です。
また、「命」と「ト」がどのように作用して現在のこの形になったのかということを検証できるという意味では、分かりやすい分野とも言えます。いわゆる「~相」というのがこれにあたります。
1.風水(家相・地相・墓相)
2.人体相(人相・手相・面相)
3.印相
4.名相(姓名判断)
など。
というわけで、実は風水は「相」なんですね。占い的要素の大きい「ト」との違いがおわかりいただけたかと思います。