« 水晶と風水について | TOP | 世界の風水事例 »

風水設計=最善の住空間とは?

Q.岩津先生はこれまで数多くのオフィスや住宅の風水設計をされたとお聞きしました。風水設計とは、簡単に言ってどんなものなのですか?

A.はい、では風水設計された家と一般の家とはどう違うのかお答えします。

風水住宅は気の流れを重視し、そこに住む人にとってより良い住宅環境を形成し精神、身体がリラックスできる環境を創ることが大きな違いといえます。
形や間取り、デザイン、色、家具の配置にいたるまで繊細に場を整えることが大切と考えます。
五感から感じ取れる心地よい気が、潜在脳力を目覚めさせ心の安らぎと希望を与えてくれます。家はただ単に寝る場所ではなく、活気を生む空間にもなるからです。
風水設計では、脳に刺激を与え、将来起こって欲しい願望・夢を現実化する成功回路をつくりあげるのです。

ハウスメーカーや工務店に、「金運の上がる家をつくってくれ」、「健康で長生きできる家を設計してくれ」と言っても無理があります。
本来の風水が分からないからです。鬼門の知識位があるのが関の山でしょう。
しかしこれからの時代は、「人間が本来、住む場所を提供できる建築」こそ、必要な時期に来てるのではないでしょうか?

実際、鑑定をしますとガン患者の家には病気を引き起こす場が形成され、お金の運がない人にはそうなるような、環境になっています。
ましてや、年間3万人に及ぶ中高年の自殺者の原因は、場の環境にも影響されていると、断言できます。
反対に健康で心が豊かになる環境を形成することで、満足いく人生を送ることができるのです。

これは、家ばかりではなく会社や学校などあらゆる建物も同じことがいえます。
最近はコンクリートや鉄筋造り建物が、目立つようになりました。いやほとんどがそうなってしまっています。
学校の校舎一つとって見ても昔は木造造りのものがほとんどでした。学校破壊やいじめ登校拒否などの言葉が出てきたのも、建物の風水と関連すると思えて仕方がありません。

建築業界で有名な話があります。
静岡大学で行なわれたマウスの実験で、コンクリート製の箱と金属製でできた箱、木製の箱の中にそれぞれ百匹ずつ同じ条件で、一定の期間マウスを飼ったところ、生存数が次のようになりました。

・コンクリート製・・・7匹生存
・金属製・・・41匹生存
・木製・・・85匹生存

この結果、木製のものが環境にふさわしいことが明白になったのです。(日本での実験)

気密性の高い住宅も欧米の影響でここ最近増えてきましたが、日本のような高温多湿の気候に本当にふさわしいのか疑問です。
やはり、その風土にあった家造りこそが一番適していると考えます。
エスキモーの人が瓦屋根の木造建築ではおかしいですよね?

癒される空間に人が居れば、メラトニンという神経伝達物質が多くつくり出され、やる気が出ることは、医学的にも証明されています。
風水はこうした脳の良い働きを創り、維持していく最善の環境作りなのです。

assisted by 近代図案