水晶のニセモノ・本物の見分け方
パワーストーンの中でも、本物と偽物の見分けが難しいのが、水晶です。特に、無色透明のものは、専門家でも間違えることがあるようです。
天然の、無色透明の水晶は、大きくなればなるほど希少であり、その分偽物も多く出回っています。種類としては、人工養成水晶、クリスタルガラス、電気分解水晶、人工熔錬水晶、アクリルなど、多くの物質があり、組成的にも天然物とそっくりなものもあり、紛らわしい状況です。
天然の水晶は、1億年以上の時間をかけて結晶し、内部に天然の霊気を秘めています。この悠久の時間によるパワーという点で、人工の水晶が劣っているのは誰の目にも明らかと言えます。
さて、ということで天然物の水晶が欲しいのに、人工のものを買わないようにするには、一体どうすればよいのでしょう?
以下、その方法となります。
・信用のおける店で購入する。
・極端に安いものは買わない。(宝石である以上、値崩れはしにくいです。)
・鑑定依頼をいやがるような店では買わない。
当たり前のことですが、一般的な宝石と同じですね。
また、自分で鑑定する方法としては、紙に一本線を引き、その上に水晶を転がして、線が二本に見える角度があれば水晶とわかります。これは水晶が単方向結晶という性質によるものです。ただ、人工水晶も二本に見えますので、これはガラスやアクリルとの見分けが出来る方法に過ぎません。
わたくしも、専門家ではありませんので、真贋判定は出来ません。ですから、お客様にお渡しするものは、信頼している問屋さんから仕入れています。結局これが一番安心ですね。
また、自分で買う場合は、無色透明のものにこだわらず、有視結晶や内包化合物結晶が入っている、透明でないもの(いわゆる針水晶や、彩虹水晶もそうです。)を選んだりしています。目的によっては、そちらの方がより強いパワーを発揮しますし、何よりひとつひとつ違っているので、楽しいですからね!
大きな水晶が大きなエネルギーを持つのは事実ですが、小さくても、また多少サシが入っていても、今のご自分の状況にふさわしいものを選ぶのが良いと思いますよ。決して最初から背伸びをするものではないというのが、わたくしの考えです。